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年々人気が増加傾向にある「平屋住宅」。
インターネットでの検索キーワード数も、「平屋」は「注文住宅」のおよそ2~3倍の検索量があり、注文住宅を検討中の方は平屋を希望する方が増えているようです。
では、注目が集まる平屋の魅力とは何なのでしょうか?
今回は、平屋に対する世間の関心度と、メリットとデメリットを合わせてご紹介いたします。
ぜひ参考にしてみてください。

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リクルートの調査研究機関『SUUMOリサーチセンター』は、2023年の住まい領域のトレンドキーワードを「平屋回帰」と発表しました。
「注文住宅動向調査」では、検討項目を「平屋住宅」と答えた割合が2018年の12.4%だったのに対し2022年は17.9%まで増加しています。
実際、トレンドキーワードの調査結果と比例し、平屋の着工棟数・割合は全国的に増えている傾向が見受けられます。

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次に、平屋のメリット・デメリットをまとめてみました。
【メリット】
・間取りの自由度が高い
平屋は上の階が無いため、荷重を受ける柱の本数が2階建てに比べて少なくすることができます。
そのため、LDKなどを広めにしても柱数を抑えて開放的な空間に設計でき、デザインのバリエーションが広がります。
勾配天井にしたり、小屋裏収納を設けたり、ご要望によって豊富なプランニングができるのが嬉しいですね。
・階段が無く生活動線がシンプル
上下階の行き来が必要ないため、コンパクトな動線で生活できます。
また、歳を重ねると、階段の上り下りが辛くなるという声もありますが、平屋にはその心配がありません。
老後の負担も考え、バリアフリーの観点からも平屋を選ぶ方が多いようです。
・耐震性能が高く安全
1階建てなので構造的に安定し、地震の揺れに強く安全です。
強風による影響も軽減できるため、地震や台風が多い日本において平屋は適しているとは言えますが、積雪が多い地域では、「高床にする」「屋根部分に融雪機能搭載」などの対策も必要になってきます。
・ランニングコストが低い
住宅におけるランニングコストとは住み続けるためにかかる費用を指します。
長く住むと、建物は修繕やメンテナンスが必要になってきますが、構造がシンプルな平屋は、2階建てと比べてローコストで済ませられるケースが多いです。
【デメリット】
・坪単価と建築コストが割高
平屋は2階建て住宅に比べ、ワンフロアで全ての居住スペースを確保する必要があるため、その分広めの土地が必要になります。
坪単価は「建築費用÷床面積」で求められます。
そのため、床面積が2階建てより大きくても、延床面積で見ると平屋のほうが小さくなるケースもあり、坪単価が高くなりがちです。
また、屋根部分と基礎の面積も大きくなるため、建築コストも同規模の2階建てと比較すると、1~2割高くなります。
・日当たりや風通しが悪くなりがち
ワンフロアで高さが無い分、通風や採光を意識した間取りにする必要があると言えます。
南側に大きな窓を配置したり、天井を高く取って天窓をつけるなど、設計を工夫するのがポイントです。
また、周辺環境の影響も受けやすいため、周囲に高い建物が建築される可能性も考慮して土地選びをしましょう。
・防犯面の不安
平屋は、マンションなどに比べると防犯面において侵入がしやすく、不安に感じる方もいるかもしれません。
戸締りに気を付けるのはもちろん、窓にシャッターを取り付けたり、防犯対策をしっかりと行いましょう。
いかがだったでしょうか。
「平屋でマイホームを建てたい」という方は、メリットとデメリットを踏まえた上でご検討するのをおすすめいたします。
GNIホームは、快適で住みやすい間取りをご提案いたします。
住まいのことでお悩みでしたらいつでもご相談ください。
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