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現在、脱炭素社会の実現に向けた取り組みやカーボンニュートラル宣言を受けて、住まいにおけるCO2削減や省エネ性能への関心が高まってきています。
世界情勢の影響による燃料価格の高騰により、改めて省エネについて見直す方もいるのではないでしょうか。
今回は、「住まいの省エネに関する意識の変化」にスポットを当ててご紹介いたします。

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先日、リノべる(株)は、20代~50代の1都3県以上を対象に、「住まいの省エネに関する意識の変化」について調査を行いました。
その結果、約7割が「関心がある・高まった」と回答がありました。
関心が高まった理由は「電気代高騰」が最も多く、その次が「世界情勢の不安」で、残りは「災害」と「気候変動」という結果になりました。
1位の「電気代高騰」は、昨年から燃料価格の高騰が続き、家計に直接的な影響を及ぼしているのが結果に結びついたと言えそうです。
「災害」については、今年の3月に地震で発電所が停止し、国から「節電」の呼びかけがあったのも記憶に新しいのではないでしょうか。
また、「気候変動」については、若年層の回答が多く見られ、将来を見据えた上で関心が高まっている傾向にあるようです。
みなさんも、日々の生活で感じていた疑問・不安が、調査結果に反映されているのではないでしょうか。

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次に、「省エネ対策」といえばどんなキーワードを思い浮かべるか?というアンケートでは、1位は「節電」(63.7%)という結果になりました。
2位以降を挙げていくと、「省エネ家電」(57.6%)や「住まいの断熱」(39.3%)、「二重サッシ」(38.7%)、「断熱材」(35.9%)など、どれも1位の節電に結びつくキーワードが並びました。
アンケート結果から、「省エネ家電」を使用することが節電につながる認識が高いのが頷けますが、「省エネ」=「住まいの断熱」は認知度がまだまだ低い傾向にあるようです。

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以上の結果から、脱炭素社会の実現において、断熱の認知や理解の促進を行うことが重要になってくると言えるのではないでしょうか。
ZEH普及に向けた国の方針にも目を向けていきたいところですね。
手軽な節電対策だけではなく、断熱への理解を深めてゆき、「省エネ」=「住まいの断熱」のイメージが紐づけられるようになれば、お財布にやさしい暮らしの実現に近づくことができるかもしれません。
これから新築を建てる方はもちろん、中古物件をより住みやすくするためにリフォームしたい!という方も、「住まいの断熱」に目を向けてみてはいかがでしょうか?
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